説明
夢だった小さなイタリアンレストランをオープンした砂子は、殿村という男と不倫関係にあった。彼は妻と離婚し砂子と一緒になると約束してくれていたが、妻にはまだ離婚を切り出せずにいた。ある日、夫に浮気された妹が砂子を頼ってくるが、「浮気される方が悪い」と言い切ってしまい、自身の不倫も見抜かれてしまう。砂子は殿村とワイナリーにワインの仕入れへ行き、ホテルに泊まろうとしていると、殿村の妻から「家が火事だ」という電話がホテルのフロントに入り、砂子は置き去りにされてしまう。見えない妻からの攻撃に動揺する砂子は、常連客から「味が変わった」と言われ更に落ち込む。間もなく、趣味で陶芸をしている殿村の妻から、個展でケータリングをして欲しいと依頼される。2012年