大沢たかお / 要潤 / 井川遥 / 迫田孝也
1957年、「点と線」や「眼の壁」など次々とヒット作を手がけ日本中に名を轟かせ始めていた松本清張(大沢たかお)。次なる題材として注目していたのが12人が毒殺された「帝銀事件」だった。逮捕された画家・平沢貞通(榎木孝明)は真犯人ではないと疑いを抱いた清張は、文藝春秋編集長の田川博一(要潤)と共に独自に取材を開始。やがて警察が軍関係者を追っていた事実を突き止め、事件の底知れぬ闇へと分け入っていく―。